仕事について
八雲ソフトウェアの事例
他社が構築した業務システムの改善・開発と保守業務の移行
プロジェクト
- 顧客名
- 独立行政法人様
- 概要
- 既存会社の保守契約の終了に伴う業務システムの改善・開発と保守業務の移行
- チーム編成
- 営業1名
プロジェクトリーダー 1名
プログラム開発担当エンジニア2名
他社が構築した業務システムの改善・開発と保守業務の移行
プロジェクト概要 / 背景
このプロジェクトは、高齢・障害・求職者支援機構であるクライアントが利用している業務管理システムの開発会社がシステム保守対応の継続を実施しないことになったことが始まりでした。
そのためクライアントでは引き続き、システムを利用できるよう、また改修をして利便性をあげていく必要があり、そのような対応をできる企業を探していたところ、八雲ソフトウェアに問い合わせ、相談がありました。
課題として、既存会社の保守契約の終了という問題もありましたが、利用していたシステムの使いづらさから、業務の効率があがらず困っていました。
他社の作ったシステムの改修という難しさもありましたが、八雲ソフトウェアではヒアリングから要件定義、実装までを行うことができました。
営業から要件定義、開発、リリースまでを一貫して行いました
体制・進め方
営業1名、プロジェクトリーダー 1名、プログラム開発担当エンジニア2名の4名でチームを構成しました。
今回のプロジェクトでは他社が作ったシステムということもあり、設計書が最新ではないので、コードの解析から行い、開発も一つ一つ動作するか確認をしながら行いました。
また、これまで改善もうまく進んでいなかったことから、お客様の要望も多く、齟齬がないようにリーダー、エンジニアが一緒にWebでの打合せに参加し、ひとつひとつ要望の確認を行いながらプロジェクトを進めました。
裏側の原因を突き止め、お客様の課題解決を実施
開発・ソリューション
【データベースのメンテナンス・効率化】
システムの使いづらさの一つにシステムのスピードという課題がありました。調査を行うと長年、運用を続けてきたことでデータベースが肥大化し、パフォーマンスが落ちていることがわかりました。また採用しているデータベースにはサイズ・容量制限があることもわかり、このまま運用を続けていくと上限を超える可能性が発生しました。
そのため、データベースの構成を再検討し、一部の構成において最適化や分割等を行い効率化を行いました。
【帳票出力機能の追加】
各種帳票出力機能について、帳票の追加要望があり機能追加を実施しました。
この機能については若手社員2名のOJTも兼ねて、メンバー間で協力しながら開発し、Web会議上でのチーム内レビューも行いました。
他社の開発したシステムを改修するという貴重な経験
プロジェクトの特徴
一般的なシステム開発では、システムの概要がわかる会社が細かな仕様や要件を作ることが多く、開発もスムーズに行われることがほとんどです。またはシステム自体をリニューアルして構築することが多いのですが、このプロジェクトでは他社が開発したシステムを八雲ソフトウェアが改修をするというものでした。
私たちも触ったことのないシステムであったため、まずはシステムの構造やコードなどを理解するところから始まります。そのため、通常の開発よりひとつひとつの機能改善や開発を行う際は時間を要しました。
またお客様自身が要望をまとめることが難しい状況であったため、こちらでお客様へ直接ヒアリングをし要望を洗い出すことも実施しました。
このような状況下でも、チームで協力し連携をしあうことで、このプロジェクトを終えることができました。チーム開発なので、このような複雑な案件でも乗り越えることができました。