仕事について

八雲ソフトウェアの事例

ヒューマンエラーをなくす貯水槽台帳システムの開発

プロジェクト

顧客名
水道局様
概要
アナログ管理で発生するヒューマンエラーをなくす貯水槽台帳システムの開発
チーム編成
プロジェクトリーダー1名
開発担当エンジニア1名
営業1名
画像

ヒューマンエラーをなくす貯水槽台帳システムの開発

プロジェクト概要 / 背景

水道局では住宅・マンションなどにある水道用の貯水タンクを管理しています。

これまで、水道局ではこの管理においてExcelなどの表計算ソフトを使用して貯水槽の管理が行われており、システム化が行われていませんでした。

個人のパソコンなどで入力していたため、他の職員への共有漏れなどもあり全体の業務にも影響が出ておりました。
手作業による更新作業でもあり、その際にデータの入力時に十分なチェックができていなかったため、古いデータや誤ったデータが含まれることもありました。

そこで、このプロジェクトでは貯水槽台帳をデータベース化し、画面操作で簡単に参照および更新ができるシステムを開発することで、これらの課題を解決することを目的としました。

要件定義から開発、リリース、全ての工程を八雲ソフトウェアで行いました

体制・進め方

プロジェクトリーダー1名、開発担当エンジニア1名、営業1名の3名でチームが組まれました。

このプロジェクトについては要件定義から開発、テスト、リリースまですべて工程において八雲ソフトウェアで行いました。約6ヵ月のプロジェクトでしたが、主に出来上がったシステムをクライアントと確認をしあう時間に重きを置く形をとりました。

既存データの移行から業務改善まで実施

開発・ソリューション

【貯水槽台帳のデータベース化】
Excelなどの表管理ソフトで管理していたデータを元にデータベースを構築し、これまでのデータを移し替える作業を行いました。
その際に重複データや誤字脱字などのデータを正しい状態に整理した上で、表計算ソフトから出力し、データベースに登録をしました。

【貯水槽台帳の参照及び更新機能の開発】
MicrosoftAccessの機能を用いて、貯水槽に関するデータを画面操作でデータベースに登録を更新及び参照を行う機能を開発した。
この機能の開発・システム化することによって個人パソコンでのExcel作成の際にはできなかった、登録時や更新時の入力データのチェックができることや、データベース化したことにより、参照したい時は簡単に検索が出来るようになりました。

【帳票作成機能開発】
貯水槽台帳データを集計した帳票や、顧客に送付する文書等の出力機能を開発した。
これまでデータ管理が個々であったため、帳票の作成や送付の際はそのデータを集めるところからの作業であったため、本機能の開発により、すでに作成したデータベースから読み出すことが可能となったため、業務効率の大きな改善にもつながりました。

自身のスキル・経験を磨くことのできたプロジェクト

プロジェクトの特徴

このプロジェクトでは、要件定義から開発、テスト、リリースまですべて工程において八雲ソフトウェアで行いました。

開発によっては、要件がすでに確定しており、設計書を作成する段階から着手することもあります。このプロジェクトのように上流工程である要件定義からのプロジェクトでは、ユーザーの悩みや業務の理解を深めることが、開発において重要な要素です。

お客様の業務理解や課題を見つけることで新たな発見や、自身のスキル・経験を磨くことのできるプロジェクトでした。