インタビュー

チームインタビュー

複合商業施設などで利用されるポイントシステム開発

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松江本社と東京、和歌山の3拠点体制チーム

複合商業施設などで利用されるポイントシステム開発

6名(社内:5名)

チームメンバー

田平

リーダー

瀬尾

エンジニア

門脇

エンジニア

平井

エンジニア

松岡

エンジニア

複数拠点でチーム開発する良さや難しさなどお伝えします。

皆様が関わっているプロジェクトを教えてください。

リーダー 田平

このチームで行っている開発業務は主に、複合商業施設や小売店などで利用されているポイント管理システムの新機能の開発や改修を私含め5名のメンバーで行っています。
このポイント管理システムを販売している東京の企業様からご依頼をいただき、当社が委託を受け、開発や改修を行っております。

開発拠点は松江本社と和歌山支社のメンバーが行っておりますのでリモートで開発を行っております。

昨今ポイントサービスにおいては、時代の流れも早く様々な企業やブランドが日々アップデートをしております。

いま携わっているポイント管理システムにおきましても、決まった機能を開発しているわけではなく、開発・改修が終われば、また新しい機能や改修のご要望があり、サービスをアップデートし続けております。

チームメンバーそれぞれの役割を教えてください。

リーダー 田平

私がリーダーとしてチームに関わっています。
主な業務としては、プロジェクトの全体管理が主な業務です。受託先の会社の方と打合せも行います。打合せの内容では先方の開発や改修をしたい機能の要望があがってまいります。その内容の確認であったり、期日の調整を行っています。主に受託先の会社と八雲ソフトウェアのメンバーとの架け橋のように間に立ってプロジェクトを進める立場です。

エンジニア平井

私と松岡さんは和歌山支社で業務を実施しております。クライアントからこういうもの(機能)が作りたい、という提案であったり要望がありますので、それを自分たちで設計書に落とし込んで、コーディングを行っていきます。

エンジニア門脇

私は松江本社で設計書の作成からコーディングの実施までを行っています。

エンジニア瀬尾

私も小林さんと同じで、松江本社で設計書の作成からコーディング、テストまでを担当しています。

どのような流れで仕事を受注しチームで開発業務になるのか、もう少し詳しくお伺いさせてください。

リーダー 田平

今回のプロジェクトでは受託先の企業に要件チームがございます。
私たちのように参画しているチーム(企業)が他にもございますので、この要件チームが各社の担当割や、大きなスケジュールを用意しています。基本的な要件等もこのチームが決定しています。

今はひとつの機能の開発は2~3名体制で動いております。先方と要件の説明会が開かれますので、それを全員で受けるところがプロジェクトの始まりとなります。内容は八雲ソフトウェアチームでこの機能要件の開発を行ってほしいという内容です。

その後、チームで持ち帰ったあとに、それぞれのメンバーに工数の見積と、作業の詳細確認、調査をしてもらっています。

各メンバー毎に要件の詳細確認や調査の結果、見積工数の算出が終わりましたら、私が聞き取りを行い、その内容をまとめて相手先の窓口の方に伝えて、開発業務がスタートします。

先方の要望によっては高度な機能開発であったり、改修もあったりすると思います。この調査や工数の見積をする上で大変だったことはありますか?

エンジニア松岡

私はこのチームに他のメンバーより遅れて参画をしました。工数の見積を行うにあたって、今回開発を行う機能とそれに関連する機能を色々知っておかなければいけません。これまでの開発過程で様々な機能があるため、わからない場合はそれを調べるところからです。

またエラーなどがないように、どのようなことをテストを実施しないといけいかも考える必要があります。日が浅い分、システムの全体を理解するところからでもありますので、そこは少し大変なところだと感じています。

松江本社と遠隔でもありますが、どのようなコミュニケーションをとっていますか?

エンジニア松岡

そうですね。特にその類似する機能を作られた方がいらっしゃったりしたら、こちらから質問をして教えて頂くことは多いですね。

自分で全部を調べると時間がかかりすぎてしまうことがあるので、どんなに頑張っても
自分で調べきることはできないなと思った時には、ある程度の質問内容をまとめてチャット等で質問するなど工夫をしています。予め、分からないことをまとめておくことが重要だと思っておりますので意識しています。ですが、これはリモートに限った話ではないと思っています。質問する際は相手の方の手を止めてしまうため、このような意識を持っています。

エンジニア平井

私も本社のメンバーより遅れてチームに参画しましたので分からないことも沢山あります。

受託先で作られてるドキュメントが、しっかりしているので開発に必要な情報は記載してあります。逆に言えば、しっかりしすぎている分、情報量が多いので、なかなか欲しい情報に辿りつかない時もあるので時間がかかってしまう時もあります。見つからない時や、調べてもわからない時などはチャットを主に使います。本社のよく知ってる先輩方に、「こういうことで困ってるのですが…」と尋ねると、時間のある時に返して頂けるので、その間に他の調べ物を進めるというやり方をとっています。

遠隔で難しいところももちろんあります。例えば、すぐ隣にいるというような環境ではないので、開発や環境設定などがわからないことがあると、自分自身でどの程度で仕上げておけばいいか、ヘルプをどのタイミングでお願いするか、というところのサジ加減が難しい時もあります。隣にいれば、ちょっと見てあげようとなるのですが、そこがリモートの難点ではありますね。

リモートでよかった点としては、我々は作業が仕事になります。私たちが止まってしまうと開発も止まってしまいます。質問があった場合、近くにいることで都度時間をとって、質問を打ち合わせにしてしまうと、作業者の時間を奪ってしまうことにもなるかもしれません。その点、リモートですと、伝えるべきことをまとめてチャットで質問をすると、記録も残りますので、後から見返せるというのは利点かなと思います。

本社のお2人はどうですか?

エンジニア瀬尾

そうですね。近くにいると、ちょっとしたことでもすぐに聞くことができますが、遠隔ですと、チャットや電話でしかコミュニケーションが取れないので少しデメリットに感じることもありますね。ですが、すぐに聞けない分、自分で考える時間も増えますし、行動にも移せますので、自身のスキルアップには確実につながっていると思います。

エンジニア門脇

私がいま担当している開発が、他のメンバーと関わりが少ない機能の構築であるため、和歌山のお二人との関わりが少ないのですが、先ほど平井さんもお話していましたが、チャットに記入があるとそのやりとりを見ることはできるので、そこで共有されているお困りごとの中で、私で答えられることは積極的に答えたりしていますね。そこはリモートの良さでもあるかなと思っています。

次にチーム開発でよかったと思うところを教えてください。

エンジニア門脇

私自身、これまで人に教えるという経験があまりなかったのですが、今回、質問されて答える時に、自分が今まで参考にしたものを思い返してみたり、自分が先輩として何かを教えるという力になっているのではないかな、と思っています。これは普通の組織ではなかなか経験できないことで、プロジェクトごとにチームが組まれて開発するという良さではないかなと思っています。

エンジニア瀬尾

対等な立場と言いますか、同じ立場と言いますか、同じ作業をしている仲間がいるので、質問もしやすく、心の負担が少ないのではないかなと思っています。

エンジニア平井

遠隔ではありますが、島根本社の先輩方に助けていただいています。自分ができないことや、苦手なことを助けて頂くことが多く、地方で1人だったらできていなかったと思うのでチームでよかったと思います。

エンジニア松岡

1人での開発ですと、必ず抜けや漏れがあったり、そのような不安を感じながらプロジェクトを進めていなかいといけないこともあると思うのですが、チーム開発ですと、相談ができ、意見交換をしながら進めることが良いことだと思います。いいものができていくのを実感しています。

リーダー 田平

現在、6名のチーム体制でプロジェクトを進めております。力を合わせて作業に取り組めると作業の幅も広がりますし、達成感もその分味わえるので、それがチームで開発する良さだと思います。今後もよりこのプロジェクトを大きくしていきたい希望はありますが、チームや会社の状態をみながら少しずつ大きくしていきたいと思っています。
リーダーとしても、チームのみんなが更に技術を磨いていって、1人ひとりの成長につなげていってほしいなと思っています。