インタビュー

チームインタビュー

自治体の窓口受付システムの改修プロジェクト

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八雲ソフトウェアがプログラミングを担当するチーム開発

自治体の窓口受付システムの改修プロジェクト

5名(社内:2名)

チームメンバー

金津

エンジニア

滝口

エンジニア

お二人が関わっているプロジェクトの概要を教えてください。

エンジニア金津

はい。自治体の窓口受付システムの改修プロジェクトを行っています。
一般市民の方が結婚したり、子供が産まれたり、住所の変更であったり、様々なシーン毎に自治体で申請手続きをすることがありますよね。その際に必ず、窓口で受付をすると思います。その窓口受付システムを改修してスムーズに手続きができるように簡略化するプロジェクトに携わっています。

どのようなチーム体制で開発を行っていますか。

エンジニア金津

今のチームは5名体制で開発を行っています。
八雲ソフトウェアからは私と滝口さんの2名がこのプロジェクトに参画していて、残りの3名の方は受託元の会社の方になります。
このプロジェクト自体かなり大きいもので、私たちが所属するチームは機能ごとに細分化されたチームで5名で開発を行っていることになります。

それぞれのチームでの役割を教えてください。

エンジニア金津

私と滝口さんが主にプログラミングを担当しています。
受託元の3名の方はチームの開発方針や仕様を決めたり、自治体との打合せや、今回のシステム改修では読み取り機器の導入などもあるため、その機器の選定であったり、自治体の方との調整など主にチームの上流工程を行っています。
そこで決まった仕様や開発方針を元に私たちがプログラムを組んでいくという流れになります。

お二人とも業務内容はプログラミングですがそれぞれに役割などはありますか?

エンジニア金津

はい。受託元の3名が決めた概要や方針に沿って私の方で詳細設計書を作成し、滝口さんがそれを元にコーディングをするというそれぞれの役割で開発を行っています。さらに滝口さんがコーディングをしている間にスムーズに次の工程に入れるように試験書を作成します。
その役割を行うことでコーディングのあともスムーズに試験に入ることができます。

他社の方と同じチームであったりもしますので、複雑な仕様が落ちてきたりということもあるのでしょうか?

エンジニア金津

あまりないですね(笑)

週に何回かミーティングであったり、どういう流れで進めていくのでしょうか?

エンジニア金津

そうですね、基本的に私たち2人は困ったときなど相談は随時行います。
受託元の3名の方とは毎日夕方に1回、打ち合わせがありますので余程のことでもない限りはその時に相談や報告を行っています。ただ急ぎで確認であったり相談したいことがあるとチャットでも連絡を取り合っております。基本的には状況報告とかは随時チャットツールを使って報告しています。

プロジェクトは順調に進んでいますか?

エンジニア金津

そうですね。大きな問題ではなかったのですが、機器の選定が遅れたこともあって、今その作業を行っているんですけど、本来その後でやるべきだった工程を、先に実装し終わっているので、トータルでみたらそんなに悪くはないかと思います。

作業工程の変更であったり、順番を変えたり工夫をされているのですね。 順番の変更など、工程を変更する場合は、お二人で話し合って決めているのですか?

エンジニア滝口

2人で実装に向けた方向性や順番など、ある程度決めて、受託元のメンバーに確認をとります。OKをいただいてから最終的に実施する内容を決めています。

お2人のコンビネーションばっちりじゃないかなと思っています。改めて、チームで良かったなと思うことはありますか。

エンジニア滝口

私はコードを描くのが好きなので、その仕事に注力できています。
今回、設計書はあまり触っていないので、金津さんがその業務を全部やってくれるのですごくありがたいですし私の強みも活かせていると思います。

エンジニア金津

逆に自分はちょっと業界の経験年数が長いんですけど、今のプロジェクトで使用している言語が不得意だったりするので、そこの部分を滝口さんがプログラミングしてくれているので、自分は設計書や試験書の作成に注力できています。今のところ理想的なチームじゃないかなと思っています。

今回のプロジェクトは他社の方も含めたチーム構成です。自社でない方がチームにいることで心がけていることはありますか?

エンジニア滝口

私と金津さんは席が隣なのですぐ相談や対応ができるのですが、受託元の方々は別の場所にいらっしゃるのでチャットの報告が主になっています。

実装の途中でここの仕様はどうなってるのか、聞かないと分からないことは、チャットで聞いてみたり、金津さんに報告してみたりしています。他社の方であっても、気になることがあれば、チャットであったり直接話を聞くようにしています。

エンジニア金津

私が基本的に受託元の方々とやりとりを行っているのですが、指示が来てからやるのではなく、何かしらこちらから発信をするように心掛けています。
例えば受け身でいると、仕様や作業の指示がなければ手が止まってしまいます。
仕様が決まっていない理由は色々あると思いますし、それでこちらも作業をしなければ本当に無駄なことだと思っています。スケジュールが当初の予定から崩れていた時も、こちらから、こうしませんか?と提案をするようにしています。
ですので、受け身ではなくこちらから先に行動をしてコミュニケーションを採るようにしていますね。

最後にチームでプロジェクトを進める上で大切だと思うことを教えてください。

エンジニア滝口

私はリーダーやメンバーに報告する時は、自分で詳しく正直に伝えるということを意識しています。例えば、「明日までに終わりそうです」という報告であったとすると、私であれば「今日全体の半分作業を終えることができたので、明日にはこの作業を終えることができそうです」と正直に詳しく伝えることを心掛けています。

エンジニア金津

ちょっとしたコミュニケーションといいますか、本音でチーム内で話すことが大切だと思っています。滝口さんは私より若い方なんですけど、変に丸めこまれたりとか、そういうのがないですし、私とも本音でお話してくれるので本当にありがたいです。でもこれはすごく重要なことで、その場の建前で急いでやりますとか、いつまでにできますと伝えられて、こちらも信じてしまい遅れることがあっては本当にいけないので。ちゃんと報連相のできる関係性がが大事で、建前でしゃべり合うプロジェクトになると本当にまずいと思っています。私もリーダーやそれに近い立場の時は、本音で話合えるような雰囲気を作ることも意識していますし、プロジェクトの成功のために必要なことだと思っています。